■2004年12月18日 … 「先生…。大人しく寝ててください」。

医者を信用したら負けだ」がモットーの私は
先日病院へ行ってきた訳ですよ。

経緯は前回の日記を参照。

外科医の先生の適切なアドバイスをもとに
皮膚科へ向かった私ですが。

この時すでに時刻は9時30分を迎えようとしていました。

ちなみに病院の受付を済ませたのは8時。
受付から外科の先生との接触だけで1時間半が経過していたのです。
病院というのは患者を待たせる場所ですね。
むしろ暇つぶしの時に行くのが、病院なのです。


ああ、これで今まで購入しただけで満足していた
ハリーポッターと賢者の石』の埃を払うことができるというものです。

なので、看護婦さんに順番を呼ばれる頃にはすっかり
熟睡していた訳なのですよ。
あの厚みが最適なのです。


寝ぼけた目をこすりつつ、案内された部屋へと足を踏み入れご挨拶。
月代「よろしくお願いします〜…ZZX」

皮膚科の医師「(ふがふが)どうひまひた?」

月代「…………!!?」

どうしましたって…


どうしましたって…




先生こそどうしたんですか…!?


今目の前にいらっしゃる先生は推定70歳。
「まだまだ若いモンには負けん」なんて言って無茶をするタイプです。
明らかに入れ歯。
確実にお年寄り。

そんなこと言う人に限って年寄りの冷や水なんです。
はっきり言って引退してくれた方がどれだけ
周りの人間にとって心労が少なくなることか…。


とにかくそんな先生が私の担当医になってしまったようなのです。
これは生きて帰れるか…。


よぼよぼの医師「…(ふがふが)どうひまひた?」

気の弱そうな看護婦さん
「どこが悪いのか言わないと、先生も分からないですから教えてくださいね」

月代「あ…はい。えと…実は足が急に腫れてしまって…。
痛くて椅子に座ったりすることもできないんです」


よぼよぼ「ふがふが」

看護婦さん「では、そのベッドにうつ伏せになって横になってくださいね」


…あなたは通訳ですか。


仕方なくベッドに横になりましたが、
とりあえず何をされるのか分からない不安感から、
先生の行動から目を離すことができません。


先生はおもむろに手を伸ばすと、
腫れている部分をぎゅ〜っと力強く押したのでした。


月代「いたたたた!!!!!

看護婦さん「今、診察してますからね〜。我慢してくださいね〜」


我慢と言われても。

我慢と言われても…!!

そんなぎゅうぎゅう押されたら痛いに決まってます!



なんとか手荒な診察?が終わり、
起き上がっても良いという許可を得ましたが
その時すでに先生はパソコンに向かってカルテを書き込んでいました。
月代「せ、先生…。私は何の病気なんでしょうか…?」

よぼよぼ「そんなの採って標本にしてみなけりゃ分かりゃせんわい」

月代「そ…それって、
手術してみなければ何の病気か分からないってことですか?」

よぼよぼ「うむ」


うむ…ってあなた。
私はとりあえずで切り刻まれてしまうんですか…!


看護婦「大丈夫ですよ。先生に任せていればすぐ良くなりますから」


…信じられません。


さらに続ける先生。
「原因として考えられるのは、バイキンが傷口から入ったか
昔した手術の時、細胞がまだ残っていてそこから病気が再発したか…」

月代「再発!?」

看護婦「大丈夫ですよ〜。原因として考えられるというだけですから」

月代「あっ、じゃあ先週プールに行ったので
その時にバイキンが入ったのかもしれませんよね?」


よぼよぼ「(ぼそっ)…プールは不潔だからなぁ…


え…今なんと?


よぼよぼ「あと考えられる病名は○○○と、□□□と…」

月代「そんなに可能性があるんですか!?」

看護婦「心配しなくて良いんですからね〜。
とりあえずそういったことも考えておかないとカルテに
何も書けなくなっちゃいますからね〜」

む…無理に書いてくれなくて良いです…。

よぼよぼ「今日は1週間分抗生物質を出しておきますから
朝と夜に飲んでください。それで治ったら良いですが、
治らなかったら来年手術ですね」

ええー!?また手術されるんですか…!

退室する時、
看護婦さんに「元気だしてくださいね」と声をかけられましたが
全くフォローになってない気がするのは私の気のせいなんでしょうか…。





 
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