■2004年6月8日 … あり得ない。

実は新入行員研修の時、とある映画を見させられたのです。
よくある同和教育のお話。
要は人類皆兄弟、差別はいけませんという趣旨が
含まれている訳ですよね。
そんな私たちの見た映画のあらすじをかいつまんで説明すると…。


どこにでもある中学校。
そんな3年B組の中に足の不自由な女の子が登校してきます。
その少女を可哀想に思い、色々と手助けするクラスメイト。
それを突っぱね、何でも一人でやろうとする少女に対し
次第にクラスメイトは不快感を覚え、いじめに走ります。

少女Aさん(仮名)もその一人。
しかし家に帰れば両親は共働き。誰もいません。
そんな少女Aさんの田舎で暮らすおばあさんが倒れ、
なんとか退院したものの半身不随になってしまいました。

おじいさん、おばあさんの二人では暮らせないだろうということで
少女Aの家で引き取ろうという話になりますが、
お母さんは働きたい盛り
「どうして私が御父さん御母さんの面倒を見るために仕事を辞めなきゃいけないのよ!」と、
夫婦喧嘩になります。

そんな折に家出したはずの長男が、おばあさんの容態を聞きつけ
お見舞いにやってきます。
結婚すると心に決めた韓国人の女性を連れて
お父さんは大激怒。「お父さんは許しませんよ!」

クライマックスでは皆がみんな和解し合い、
めでたしめでたしで幕を閉じる訳なんですが。


…いくら何でも盛り込みすぎです。
いくらなんでもこんなので感動する人は今どきいませんよ。


なのになぜでしょう…。
あちらこちらから鼻水をすする音が聞こえてくるのは。


ああ、暗くて良かった。





 
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